+中学生日記・002+


「・・・不二?」

「・・・あぁ、ごめん・・ぼーっとしてた。」

「俺にはうたたねしてるように見えたが?」

「そうとも言うね。」

「・・寝不足か?」

「誰かさんのおかげで、最近、寝つきが悪くてさ。」

「誰かさん?」

「君のことを考えたら、興奮しちゃってなかなか眠れない。」

「・・・・グランド・・・・」

「ねぇ、手塚。」

「なんだ?」

「前から言おうと思ってたんだけど・・・照れ隠しにグランド走らせるのやめてくれない?」

「30周。」

「だって、ほんとのことなんだもん。」

「50周。」

「ごめんなさい・・・」

「走れば目がさめるぞ。」

「そりゃあ、そうだけどさ・・・君は良く眠れてるみたいでうらやましいよ。」

「おかげさまで。」

「嫌味?」

「そっちがな。」

「僕が眠れないのは自分のせいだとか、思ってくれてもいいんじゃない?」

「俺にどうしろと?」

「消えてよ、この世から・・そしたら僕、ゆっくり眠れそう。」

「無理な相談だな。」

「ごめん、ただの八つ当たり。」

「知ってる・・」

「僕ばっかり君のこと考えて、ずっと頭から離れないのに、君はすごく普通だから。」

「そうか。」

「うん・・・むかつくくらい普通すぎ。」

「不二。」

「なぁに?」

「今日の練習試合のオーダーだ。」

「・・・・・話、ごまかした。」

「ごまかしてない、もともとオーダーの話をしてたのに、お前がうたたねしてたんだろうが。」

「こうゆうのは副部長さんの役目でしょ。」

「大石は病院に行くから今日は休むと、連絡があった。」

「ふぅん・・・・あれ?手塚。」

「なんだ?」

「このオーダー表・・僕が三人もいるんだけど?」

「・・・・?」

「A.B.C.に僕の名前がある・・・どれだけ僕に試合しろっての。」

「す、すぐ書き直す。」

「君がこんな間違いするなんて、珍しいね。」

「すまない・・・」

「ぼーっとしてるんじゃない?」

「あぁ、そのようだ・・」

「・・意外と、かわいいじゃん。」

「・・・・・うるさい・・・・」

「手塚、グランド一緒に走っとく?」


相変わらず、尻切れトンボな短編ですいません((;´Д`)
とりあえず、初・不二塚になります・・
結局、手塚も不二のこと好きなんだね・・って話です(笑)
部活前に部室のふたり・・なイメージ。
リョ塚でも書きましたが、部活前の部室の雰囲気が好きです・・